兵庫県たつの市を拠点に家づくりを行うフェイスフルホームでは、スーパーウォール（SW）工法を標準採用しています。

SW は「高気密・高断熱・高耐震」を同時にかなえる次世代パネル工法。

今回は、その特徴を C値・UA値 といった性能指標や、施工・暮らし心地の視点から徹底解説します。

1. スーパーウォールとは何か

SW パネルは、硬質ウレタンフォームを内部に充填した厚さ 90 mm の構造用パネル。

工場でミリ単位まで精密加工され、現場では モノコック構造の一体組み立て。

外力を面全体で受け止めるため、耐震等級 3 相当の強度を確保しつつ、断熱欠損を最小限に抑えます。

壁・床・屋根の六面体が密閉空間を形成することで、隙間のない断熱層が実現します。

2. C値 0.5 以下を目指す気密性能

SW の大きな魅力は C値（相当隙間面積）0.5 cm²/m² 以下を実測で狙える高気密性です。

パネル同士の継ぎ目には気密パッキンと専用気密テープを併用。

これにより、冷暖房のロスを抑え、花粉・粉じんの侵入も最小化。

温度ムラや結露を防ぎ、ヒートショック対策にも貢献します。

3. HEAT20 G2 を超える UA値

断熱性能を示す UA値（外皮平均熱貫流率）は、数字が小さいほど熱が逃げにくい家。

SW は壁体内の高性能ウレタンフォームに加え、高性能 Low‑E ガラスを組み合わせ、たつの市エリアでも UA値 0.46 W/(m²·K) 未満をクリア。

ZEH はもちろん、将来の省エネ基準強化にも余裕をもって対応できます。

4. 基礎断熱との相性

フェイスフルホームは、床下を室内と同じ温熱環境に保つ基礎断熱と SW を組み合わせています。

基礎立ち上がり外周部に断熱材を連続施工し、床下エアコンや全館空調との相性を最適化。

冬場でも床表面温度が下がりにくく、ペットや小さなお子さまにも優しい住空間を実現します。

5. 換気計画でさらに快適に

高気密住宅では計画換気が必須。

SW とセットで採用する 第 1 種全熱交換換気は、排気で捨てる熱を給気に再利用し、温度・湿度ロスを抑制。外部騒音や PM2.5 の侵入も低減し、静かでクリーンな室内環境を生みます。

6. 長期保証とメンテナンス性

SW パネルには 35 年無結露保証が付帯。

透湿抵抗を計算したパネル構成により壁体内結露を防ぎ、断熱性能が劣化しにくいのが特長です。

また、全棟の C値・UA値を「性能カルテ」として保管し、リフォーム時の性能維持や資産価値の裏付け資料として活用できます。

7. フェイスフルホームならではの強み

たつの市周辺は、瀬戸内海型気候の温暖さと冬場の底冷えが同居するエリア。

フェイスフルホームでは、日射取得・遮蔽シミュレーションを設計初期に必ず実施し、SW の断熱ポテンシャルを最大限に引き出します。

さらに、大工職人と現場監督が一体となり、気密テストを実施。数値に裏打ちされた高品質を全棟でお届けしています。

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スーパーウォールは「冬あたたかく夏すずしい」だけでなく、耐震性・省エネ性・健康快適性まで兼ね備えたオールインワンの高性能パッケージです。

これからの住まいに求められる性能を一歩先取りし、家族の安心と未来のランニングコストを守る――フェイスフルホームは、地域に最適化した SW 住宅でその価値をかたちにしています。